だいぶ前のお話ではあるのですが『風しんに関する小委員会』が終了しました。第五回では主に目標設定についての議論が行われ、『2020年までに風疹の流行をなくす』ということで纏まりました。

この目標設定については、遅すぎるのではないかという意見もあるのですが、実は、原案にはいつまでという具体的な目標設定にまでは踏み込まず、「可能な限り早期に風しんの排除を達成するとともに、先天性風しん症候群の発生をなくすことを目標とする。」という曖昧な表現がなされていました。議論後「早期に先天性風疹症候群の発生をなくし、2020年までに風疹を排除する。」となったのです。厚労省サイドとしては具体的な目標を立てる気すらなかったということなので、2020年までに風疹を排除するという目標が明確になった点は評価したいと思います。まさかこういう形で東京オリンピック開催効果が出るとは予想だにしていなかったので驚きました。

具体的な施策内容については今後設置される「風疹対策推進会議」で議論されるとのことです。国としては、風疹予防接種のうち成人を対象とした任意接種について、抗体検査と予防接種を推奨するということで、費用助成については踏み込まず各自治体に協力を依頼するという形を取りたいようです。

新年度に切り替わり、抗体検査や予防接種の助成廃止や予算縮小などが多数の自治体で行われ、私が住む横浜市も助成期間が終了してしまいました。助成終了を直前に知り慌てて病院に電話を掛けたが予約できずという事例も発生していたようで残念です。助成終了し従来の接種費用となってしまいましたが、女性が少しでも安心して赤ちゃんを産めるよう接種をご検討いただければと思います。